2015年09月30日

3rd anniversary 〜ありがとうございます〜




10月1日はコーヒーの日であり、

EARTH BERRY COFFEEの開業日です。



みなさまのおかげで無事に満3年を迎えさせて頂きました。

本当にありがとうございます!!




コーヒーロースターは飲食店と違って小売店で製造業です。

なのでお店といっても性質が少し違います。

お店を開ける前は、多くの先輩方に

「とにかくお客様が付くのに3年。」

「3年は我慢我慢になるよ。」

「3年で焙煎が分かるようになるよ。」



不思議と皆さん「3年」という言葉を僕に言われました。



自分で3年、コーヒー屋をやってみて、

やはり3年は大きな意味があると感じました。



1年目は勢いだけ。笑

2年目は怖さが分かってきて、

3年目は一流と二流の差を知りました。






この3年はとにかく勉強と下積みの期間と思い、

いろんなチャレンジをしてきました。




セミナーや競技会はもちろん、生産国や農園に行ってみて、

その度に、自分は無知で未熟なんだと実感しました。

びっくりするほど、お金も使いました。笑

勉強するのはお金がかかる!





そんなおかげで、いろんな経験ができたり、

本当にたくさんの人と出会うことができました。




そんな中、ふと気が付いた事があって、

例えば、「焙煎が上手い人」はどんな機械でも、

どんな場所でも、どんな豆でも上手く焙煎をされてること。



例えば、「商売が上手い人」はコーヒー屋と一緒に

業種の違うお店や、商売を幾つもされていても

共通して繁盛していること。





「焙煎が下手な僕」は、場所や機械など環境が変わったら

全く手も足も出ませんでした。



「商売が下手な僕」は、小さなコーヒー屋でさえ手一杯です。






もちろん、「上手い人」は極々、僅かな人だけです。

でもその人達は間違いなく「一流」の人達でした。








自分と、なにが違うんだろう。

どうしたら、自分もそうなれるんだろう。





それを、ずっと考えた3年でもありました。



もちろん、今も上手い人にはなっておりません。笑




だだし、上手い人がなぜ、上手いのか理由は分かりました。

ここまでに3年、、。




僕が3年もかかって分かった事は”上手い人”は共通して

「ものごとの本質」を分かっていることでした。






例えば焙煎では「おいしいコーヒーとは何か」という事は同じで、

機械や環境が変わっても”それは変わらない”のです。




すると「おいしいコーヒーとは何か」分かってれば

いつでもどこでも美味しく焼けるんです。





例えば商売では「お客様のニーズ」を知っていれば

どんなお店でも、どんな業種でも、幾つあっても繁盛するんです。





ビジネスという荒波の世界で成功する人には

みなさん共通して「本質を理解」しているという

キーワードがありました。




それが「一流の条件」なんだと思います。





その本質が、おぼろげながら見えてくるのが

おそらく3年なんだと思います。





だから、先輩の皆さんは3年と言われたのかな。




結局、分かったことは、

もっともっと勉強しないといけないこと。

もっともっと経験を積まないといけないこと。

もっともっと楽しまないといけないこと。

もっともっとお金がかかること。笑





おいしいコーヒーとは何か。

お客様が求めておられることは何か。

3年かけて見えてきたことです。



上手い人の”しっぽ”は見えました。

でも一流の人は僕よりも努力していることも分かりました。




しかし、上手い人を追いかけることだけが、

僕にできる「お客様へのできること」です。






最高の技術はお客様の為にある。

たくさんのお客様に愛されるお店になる。



この2つのことは、忘れたことがありません。



EARTH BERRY COFFEEは

明日10月1日で3周年を迎えさせて頂きます。




プレスコーヒーとパンと雑貨で楽しんで頂けます。

お時間あればぜひお越しください。




4年目になる私たちは、

新しいチャレンジもしてゆきます。




EARTH BERRY COFFEEは

「たくさんのお客様にコーヒーとの素晴らしい出会いをつくる」

というミッションを掲げてスタッフ全員でこれからも皆さまに

楽しんで頂けるお店になってまいります。



さあ、コーヒーを楽しもう!









posted by 大地の実 at 17:43| 店のこと

2015年09月29日

ふるまいコーヒーと、雑貨と、パンと。





今月も残り僅かとなりましたね。


さて、EARTH BERRY COFFEEは10月1日に

みなさまのおかげを持ちまして満3年となります。




今年の10月1日も感謝の気持ちを込めてプレスで淹れた

ふるまいコーヒーをみなさまに楽しんで頂きたいと思います。




この日だけの限定でCOE入賞のブルンディ&ブラジルを使った

「3rd Anniversary Premiun Blend」というコーヒー豆を販売します。




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ふるまいコーヒーにも使いますので販売がとても少なくて

20個あるかないかですが、とても良いコーヒーなので

ぜひお楽しみ下さい。


100g 600円(648)
*通常なら倍以上します!笑





そして、その日はコラボイベントとして

雑貨ショップ JaParis さんのワンデーショップも開催。



JaParisさんは、偶然にもEARTH BERRY COFFEEと同じく

2012年10月1日にオープンされました。



同じホームページ制作会社のSac.Sacさんを通じて知り合い、

この3年間を一緒に頑張ってきたのです。




通常はWEB SHOP なのですが、各地のイベントでも

とても好評なJaParisさんの雑貨は人気も高く

楽しみなイベントです。




これだけでも素敵なイベントなのですが、

実はもうひとつ嬉しいプレゼントがあります。





後輩の山本くんのパン屋

Boulangerie Chez GEORGES
ブーランジュリ・シェ・ジョルジュ

から人気のクロワッサンを小さく焼いて

なんと50個もお祝いでプレゼントしてくれました!



もちろん!僕が食べる訳じゃなく!

私たちの大切なお客様へ先着ですがプレゼントいたします。




EARTH BERRY COFFEE始まって以来の

プレミアムな一日になりそうですが、

僕は東京出張で不在になります!笑



女性チームがしっかりおもてなしさせて頂きますので、

10月1日はお時間ありましたらぜひEARTH BEERY COFFEEへ

お越しくださませ。





東京へ行く僕ですが今年も参加する

ジャパン・ローストマスターズ・チームチャレンジで

東京ビックサイトのコーヒーイベントに行ってきます。



今年も関西チームとして参加させて頂きますが、

幸運にも今回も僕が焙煎した豆が代表に採用されて

2年連続でちょっと嬉しい緊張を味わってきます。




どのように評価されるか、

良い所も悪い所も評価してもらえるので、

とても勉強になりそうな気がします。





10月はいよいよ、焙煎の競技大会JCRCがありますし、

東広島市のコーヒー講座や各種イベントがあったり、

国際味覚審査資格Qグレーダーの資格試験もあって

とても濃密でハードな日程が待っています。



焙煎の競技会については

日本予選を通過して、決勝で優勝すれば

日本代表として世界戦が待っています。


3年目のひよっこですが、

目標は大きく世界の頂上を見ています。



しかし、その前に、ひとつ、ひとつ、

大切にお仕事をさせて頂いて、

しっかりとおいしいコーヒーを作って行きます。













posted by 大地の実 at 16:34| 店のこと

2015年09月24日

ticomoon そして HARCO へ






みなさま、シルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?



晴天に恵まれた連休(ちょっと暑かった)ですが、

EARTH BERRY COFFEEでは20日(日)に

ticomoonのライブを開催させて貰いました。




たくさんのお客様にお越し頂いたライブは

それは、それは、素晴らしい演奏でした。




これは、実際にライブをご覧頂いた人にしか分からないけど、

まるで現実世界から、その時間だけをスパッと切り取ったように

不思議でファンタジーな音楽の世界へ旅しました。




お客様の満足度が伝わったのが、

ライブ終了後は過去にないほどCDが売れて、

限定コーヒー豆(サイン付き)も売れました。




こんな世界観があったなんて。



きっとみなさん同じように

新しい世界の扉を開かれたことでしょう。





きっとまた、EARTH BERRY COFFEEに来てくれると信じています。






そして、11月にはこちらのライブがあります!!



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HARCO solo tour




【日時】2015年11月8日(日) 

【場所】EARTH BERRY COFFEE
東広島市西条昭和町6−2ラフィーネ昭和町1F
 
【open/start】15:00/15:30
 
【チケット】前売:¥3,200(1ドリンク付)
      当日:¥3,500(1ドリンク付)
      小学生¥1,600(前売/当日共)
      未就学児童以下無料  
      ※お子様をお連れの方は、ライブ中
      周辺の方へのご配慮をお願いいたします。








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HARCOオフィシャルHP


HARCO

青木慶則のソロ変名ユニット。
シンガーソングライターでありながら、キーボード全般、ドラム、マリンバなど多くの楽器が演奏できるマルチプレーヤー。

TV&ラジオCMの作曲や歌唱でも注目を集める。近年はNHK「みんなのうた」2015年6-7月の放送曲「ウェイクアップ!パパ!」、NHK Eテレ「Eテレ 0655」のおはようソング「きょうの選択」、テレビ東京系列「しまじろうのわお!」のオープニングオープニング曲などの歌唱を担当し、幅広い年齢層に響く歌声を持ち味としている。

2014年はチャリティ・ミニアルバム「南三陸ミシン工房のうた」を、2015年4月22日には5年振りとなるオリジナル・フルアルバム「ゴマサバと夕顔と空心菜」をリリースし、好評を博す。

初のファミリー向けアルバム「Portable Tunes 2 -for kids & family-」を6月3日にリリースするなど、精力的に活動中。




昨年に引き続き、大人気のHARCOさんがやってきます!

前回のライブは本と音楽の融合というテーマでとっても良かったですね。

今回はNEWアルバムをリリースしていますし、

新曲やテレビでお馴染みの曲もあるので楽しみです。



すでにチケットも売れております!

チケットはEARTH BEERY COFFEEの店頭か

主催のフランクスにて販売中です!




さあ、珈琲と音楽を楽しもう!!




posted by 大地の実 at 16:30| ブログ

2015年09月18日

【新登場】エチオピア イルガチェフェ プレミアム コンガ2015





今年はシルバーウィーク連休です。



EARTH BERRY COFFEEも日曜・祝日をお休み頂いておりますので

9月20日(日)〜23日(水)はお休みを頂戴します。


*20日(日)はticomoonのコンサートを開催



明日の土曜日は連休前の日になりますので、

ぜひお買い忘れないようお気を付け下さい。





さて!




突然ですが今日から新しい豆が新登場しました!

(ケニヤが大量買いで無くなったので、、)





皆さまお待ちかね。

■エチオピア イルガチェフェ プレミアム コンガ2015



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イルガチェフェの数あるウォッシングステーションでも大規模で、

施設や機会設備、水の管理など、とても清潔で、高品質コーヒーを

生産する事で有名なコンガ。




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2年前に僕が直接訪問させて貰った時に共同買い付けという形で

そのコンガへ特別なロットをオーダーしたのが始まり。



昨年、日本全国でも大好評頂いたので

今年も継続して特別ロットをオーダーしました!!




普通、エチオピアでは普通品の等級がG-2になります。

その下はG-3、G-4、G-5など。

G-1グレードはそもそも特別なオーダー品なのですが、

そのG-1グレードの中にも、さらにグレードがありました。






これは、日本の珈琲屋には決して分からなかった事で

直接、現地の責任者と話す「商社」だけが知っていることです。








G-1の中でも最もトップオブトップのグレードは

・完熟チェリーだけを使用

・徹底した欠点豆の除去作業(人手を増やす、選別の一度の量を減らすなど)

・アフリカンベットによるスロードライ



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この結果、甘味を最大限に蓄えたコーヒーになり、

素晴らしいクリーンカップとなり、

旨味の詰まった豊かなボディになります。




もちろん、価格は高くなります。


なので、あまりG-1のトップグレードのオーダーなないそうです。


商社さんなら、同じG-1でも安い方が良いのが当然になりますが、

でも、僕たち珈琲屋は純粋に、本当に美味しいコーヒーを

手に入れたいのです。



実際、価格も、そこまで違わないんです。



でも、その少しの差は日本人の感覚で、

現地の人達には大きな差。




良い物に対しては、正当な対価を支払い、

生産者と消費者が共に豊かになり、

そしてまた、良い物を作ってもらう。


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このサスティナブルの考え方にもとづいたコーヒーを

今、サードウェーブコーヒーと呼んでいます。



これが本質です



これが、EARTH BERRY COFFEEのやりたいことです。




もちろん、一番大切なことはコーヒーの味わいです。




ジャスミンの花を想わせる甘い香り、

レモンやピーチ、マスカットのような活き活きとした果実感。

シロップのような甘味は、余韻として心地よく続き、

後味はとても、とても、クリーンカップ。




まさに、スペシャルティコーヒーとはこれだ!

と言わんばかりのポテンシャルです。





ぜひ、体験してください。



今年は、昨年よりも買い付け量が少ないので

予定としては、来年の春までの販売になりそうです。


一期一会。



今年のご縁を大切にして、

大切に焙煎させて貰います。



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posted by 大地の実 at 18:50| 店のこと

2015年09月16日

RMTC2015 




大阪伊丹の空港から飛ぶ、

見たこともないようなプロペラ機が

大空へ飛び立つ姿を見送って、

昨日と、今日の、自分はやはり違う。

と思いながら夜道を歩きました。





今年もジャパン・ローストマスターズ・チームチャレンジに参加させて貰います。





これは、日本全国津々浦々の焙煎士がエリアごとでチームを組んで

おいしいコーヒー作りに挑戦するというチャレンジコンペティションです。




EARTH BERRY COFFEEは今年も「関西チーム」に参戦です。





毎年ながら、この関西チームは焙煎士のレベルも高く

優勝の常連であり、いつもトップ3以内に入賞するチーム。

僕は昨年初めて参加して今回2回目です。





さて、今年は大阪のヒロコーヒーさんの焙煎所をお借りして

チームみんなで集まり、課題豆を焙煎しました。




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大阪では超有名なコーヒー店で創業35年の老舗。

焙煎所のある、いながわ店は伊丹空港にほど近い場所で

テラスからは珍しい飛行機をみながらカフェをたのしむ

家族連れやカップルの姿でいつも埋まっています。






そして焙煎ファクトリーにはなんと5台の大きな焙煎機が!!



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聞けば、忙しい時にはアースベリーコーヒーの1年分の焙煎量を

たった1日でこなすという実力の差!!笑





それはさておき、今年の課題豆はなんと

カップオブエクセレンス7位入賞のルワンダ!



なんとも贅沢な豆を前に興奮しながらも、

サンプルローストをカッピングしました。


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豆の持ち味は、

明るいシトラス、香水のような甘い香り、

チェリーやリンゴのような甘さ、とてもクリーンな後味。



この類稀なる素晴らしいコーヒーのポテンシャルは

どんな風に焙煎しても素晴らしい。



しかし、僕たちロースターが一番表現したい

焙煎度合いは、浅めのローストでした。



ご存知のとおり(?)、

浅めのローストをおいしく仕上げるのが

最も難しく技術が必要になります。


中煎りや深煎りとは全く考え方を変えて、

全く違うアプローチとプロファイルで焼きます。




気が付けば朝早くから開始した焙煎は

日が暮れて夜になっていました。




焙煎してはカッピングして話し合い。


そして改善。



ひたすら、ひたすら、これを繰り返します。




実は普段の仕事も同じような事なので、

特別な事をしている訳ではないのですが、

最も違うのはプロの焙煎士がチームでやってること。




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次第にカッピングの評価も的確になって行き、

ほんの僅かな濁りや、後味の抜けなど、

髪の毛一本ほどの違和感も感じ取れるようになります。




これで明るい酸はベストか?

甘みとのバランスはどうか?

アフターのクリーンさはベストか?

もっと香りが出ないか?



様々な要素を細分化して

焙煎のプロファイルを検証します。





あそこは、もっと火をかけてみようか。


ここは、あえて抑えて排気で調整しようか。



1℃、10秒、1メモリの操作を作って行きます。





これはもう、産みの苦しみなのです。




正解がでるまで、

必死にもがいて

必死に悩んで

ひたすら味を取って

ひたすら考える。





気が付けば10時間、僕たちは苦しんでいました。




実は当初、思ったように焙煎が出来ずに、

COEルワンダのポテンシャルが出ていませんでした。



不運にも当日は雨の後の晴れで「蒸し暑い」という

焙煎には大敵な気候だったこと、また使った焙煎機に

不慣れで調整に時間がかかったこともありました。

(ヒロさんは70kgや22kgの大型焙煎機メインで小型はサブ機なので)

*とはいえサブ機(12kg釜)がウチ(5gk釜)より大きいという!!



この状況、普段、僕1人だと諦めてしまうような

とても困難な焙煎の無間地獄へと突入していました。






ただし、「ひとりではない」という事が状況を打開します。



それぞれの焙煎士から改善のアイデアが出されてながら、

それらがMIXされて、今まで考えてなかったアイデアが生れました。




結果として、状況が一変して改善。





こんな事で、この状態が改善されるのか。





それは焙煎のレシピであり、

焙煎機の操作方法なのですが、

ひとりでやっていれば、

きっと10年20年かけて気付くようなこと。




それを、焙煎士があつまれば

1日でブレイクスルーできるとは。





これは、僕にとっても大きな経験でした。

今年は得るものが大きかった。

リトリートに続いて今年は当たり年です。







あとは、10月に東京ビックサイトで開催される

日本最大のコーヒーイベントの会場で

チームごとにプレゼンしたあと評価されて行きます。






こうしたコンペに出場していつも思うのは、

ひとりでは伸ばせない部分を伸ばしてくれること。

そして、もっと自分に伸びしろがある事を教えてくれること。






3年前の開業した時よりも、確実に進歩はしていると思います。




大阪の夜空の下で、


昨日より今日、

今日より明日へ。

僕は進歩して行けるように、

楽しんで行こうと、

再び心に誓うのでした。








posted by 大地の実 at 14:58| コーヒー競技会