2018年03月29日

Qグレーダー更新試験



ワタクシ、国際味覚鑑定士「Qグレーダー」という資格を持っておりまして、

コーヒーに正式に点数をつけることができます。





今、日本に300人くらいだそうです。





この資格は更新試験が3年に一度あって

先日初めての更新試験に行ってきました。





資格を取る時は

なんと6日間連続のコースを受けて、

20科目の試験にすべて合格しなければならず、

結構ハードな資格なのです。




更新試験はカッピング(テイスティング)のみで

ウォッシュド・アフリカ・ナチュラルというテーマで

3セッション(各6さんぷる)をカッピングして

正確な味覚審査ができるか。

正確なスコアシートの記入ができるか。

というテストでした。




普段、ワタクシが使うスコアシートは国際品評会基準のもので


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こんな感じのものですが、






Qグレーダーではアメリカ独特の



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こんなスコアシートを使います。



評価項目や点数の基準、

点数の加算方法も少し違うので

3年ぶりに使うスコアシートに

ややアタフタしながらの試験でした。




3年前当時のワタクシは

カッピング技術はまだ未熟で、

コーヒーを正確に評価することの意味が

分かっていなかったように思います。





今回、更新試験を受けてみて、

普段は扱わない低レベルのコーヒーや

世界トップレベルのものまで

幅広く出題されました。




じっくりと、

ゆっくりと

決して焦らず。


高温、中温、低温まで、

風味の変化を感じながら

ひとつ、ひとつ、丁寧に

コーヒーに向き合いました。




3年前に比べて、

遥かに正確に審査できるようになっていました。




初めて味わうコーヒーに点数をつけながら、

3年間の自分の味覚審査能力の成長を感じました。





やはり、カッピングは経験です。




毎日、お店でカッピングをして、

2か月に一度、世界トップレベルの

カッピングの達人のトレーニングを

受けることの効果を実感しました。




また、更新試験を受けながら

あらためて、このQグレーダーシステムは

コーヒーを客観的に見ることができ、

コーヒーを俯瞰して見ることができる

とても効率的で洗練されたシステムであることを

実感しました。




数日後に結果発表があり

無事に合格できました。



これからまた3年、Qグレーダーとして

コーヒーを評価できるようになりました。



3年後の更新試験まで、

また、コツコツ成長しようと思います。



posted by 大地の実 at 18:55| ブログ

2018年03月22日

巨星が逝く。





桜の蕾が膨らんできました。




春の常套句でもある三寒四温の日々、

皆様いかがお過ごしでしょうか?




先日、コーヒーの世界では知らない人はいない

銀座のカフェドランブルの関口マスターが103歳で

お亡くなりになりました。



テレビや雑誌でも多く取り上げられ、

日本でも屈指の名店であるランブルは

著名人も足しげく通い、あのジョンレノンや

オノヨーコも舌鼓を打ったと聞きます。




また、日本の自家焙煎珈琲の草分けの人であり、

生涯現役を唱えた伝説の人でありました。






実はワタクシ、かれこれ10年前、

ランブルで関口マスターさんと

1時間くらい焙煎室でご一緒させて

もらったことがあるんです。




当時ワタクシは、焙煎未経験者で

いわゆる名店巡りみたいな感じで

1人でお邪魔しました。



平日のお昼前ごろだったので

名店とはいえお客様もまだ少なく、

マスターの甥っ子さんにカウンターで

コーヒーを淹れてもらいながら

広島から来たんです。

いつか焙煎屋を作りたいんです。

なんて話をしていたら、

「じゃあ、マスターにご紹介します」

って言われて焙煎室へ連れて行かれたんです。



熱気の籠った焙煎室には、

大きな焙煎機と小さな焙煎機が2台あって、

ちょうど小さな焙煎機で当時92歳のマスターが

焙煎をされていました。







ご挨拶すると、

こちらへどうぞ。と言われ、

焙煎室へ入れて頂きました。




少し狭い焙煎室に入ると焙煎機の前で

小さな椅子に座ったマスターがニッコリと笑って

広島からですって?

何か聞きたいことがありますか?

と穏やかに言われました。


マスターの後ろには

女性の写真と、お線香があって

コーヒーが供えてありました。




あっ、すいません。

僕、焙煎したことなくて、

何も分からなくて、

何を聞いていいかも分かりません。


と言うと、ガハハと笑われて、

じゃあ、時間あるなら見ていきなさい。

と言って、小さな椅子をもう一つワタクシに

出して下さいました。





僕の祖父が戦後から広島で喫茶店をやっていたこと、

孫の僕もコーヒー(カフェ)に携わるようになって

いつか自家焙煎でやってみたいこと、

東京にきて色んなお店をみて勉強させてもらってること、

マスターの焙煎中にも、いろんな話を聞いてもらいました。




帰り際にマスターが

「これからも、コーヒー、頑張りなさいよ。」

と声をかけてくださったのを

今でもよく覚えています。




ワタクシにとっては、

何かキツネにつままれたような時間で

何か夢でも見ているかのような時間でした。





きっと、たくさんの人に

そうやって声をかけてこられたんだと思います。



だから日本全国にマスターのファンがいるんだと思います。



不肖、ワタクシもマスターのような人に

なれたらいいなと思います。




コーヒーが好きで、

人が好きで、

たくさんの人を元気にするような人に。




遠く離れた地からですが、

ご冥福をお祈りいたします。



ありがとうございました。







posted by 大地の実 at 19:08| ブログ

2018年03月15日

進化、進化の進化論。



突然ですが、お店のレジが新しくなったんです。



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(写真はイメージ)



そうです、ipadで利用するPOSレジを採用しました!


2019年10月から消費税が10%に上がるタイミングで、

軽減税率(インボイス)が適用されます。



消費税が10%のものと8%のものと分かれるんです。



アースベリーコーヒーの場合、コーヒー豆は8%のまま。

そして、コーヒーグッズなどは10%。

さらに、店内でのご飲食も10%になります。




レジでの清算がめちゃくちゃややこしい!!!



そこでPOSレジにすることで

タッチパネルを操作するだけで

簡単にお会計や税率を設定することができます。




なんと2019年の9月までは

レジの買い替えは、国から補助金が2/3も出るんです!!


これは利用するしかないです。





POSレジにはアプリがあって、

数社のアプリを比較しました。




それぞれ、良い所、悪い所、お店に合う合わないあって、

アプリを選ぶだけでワタクシ1か月以上かかったのです。。。




結局選んだのは「スマレジ」でした。



さて、早速導入して使っていますが、

まあ、楽です。



金額を打たなくて良い。

タッチパネルで簡単操作。

そしてクレジットカードや電子マネーカードも

使えるようになりました。



初日からクレジットの決済ご利用いただいたり、

今日はnanacoでもお会計できました。


icocaやsuicaも使えます。


今まで現金のみ。手打ちのレジから

一気に進化しちゃいました。






たった数日使っただけで感じたことがいくつかあります。




1、販売データの管理、分析が素晴らしい。

これはPOSレジの真骨頂ですが、どの商品がどれだけ出ているか一目で分かるようになりました。

あらためて、スゴイです。




2、お客様はカード決済が便利でニーズが多い。

今までお断りしていたカード決済ですが、使えるようになってから意外と多くのお客様がご利用になります。

少ない金額でも「カードで」が世界基準になってきていますね。そのうち現金決済の方がなくなりようです。





3、操作が簡単でだれでもすぐ使える。

ちょうど新しいスタッフが入ってきましたが、その日のうちに操作できるようになりました。

もちろん、既存スタッフも初めての操作ですがスムーズです。





数日使ってみて、

もう元には戻れない。

そんな気持ちです!




テクノロジーやサービスは日進月歩。


気が付けばものすごいクオリティになっています。



昔なら数十万円したPOSレジが無料の時代です。




ワタクシ、本当にテクノロジーの進化に感動しました。



やっぱり、日々勉強です。


先入観や苦手意識を捨てて、

新しい技術やカルチャーを受け入れることが

本当に大切で必要な事なんだなと、

POSレジさんから教わった気がします。





さらにドローンやAIで世界が変わってゆきます。

自動運転。

VR疑似体験。

ビットコイン。



10年前には想像もしなかった世界が

もうすぐやってきます。



コーヒーの世界も、いったいどうなって行くのか。



皆様も、一緒に楽しんでゆきましょう!















posted by 大地の実 at 19:03| 店のこと

2018年03月09日

春といえば、ドリップバックコーヒー。





3月と言えば、学生や社会人の方は移動の多い時期です。


出会いと別れの季節でもありますので、

そんな時の「お餞別」や「ご挨拶」に

ドリップバックコーヒーが好評です。




毎年この3月に一番よく売れるのがドリップバックです。

このひと月で2000個以上は売れます。



EARRTH BERRY COFFEEの自家焙煎珈琲が

簡単、手軽に楽しめるというのと、

なんといっても1個162円という

最強のコストパフォーマンスが人気の理由です。





職場の移動や、転勤、引っ越しなど

意外とたくさん必要な時ってありますよね。



そんな時に、うってつけなのが

ドリップバックコーヒーなのでしょう。きっと。




EARRTH BERRY COFFEEのドリップバックコーヒーは

2種類のお味をご用意していて、

マイルドで飲みやすいタイプの「マイルドブレンド」

そして、コクがあってビターテイストな「ビターブレンド」です。


シングルオリジンが強みの当店ですが、

ギフトやお手土産アイテムには

”誰が飲んでもおいしい”と思ってもらえる

バランス重視のブレンドを起用しています。



バランスってコーヒーにとって

とても重要な要素で、

皆さんがコーヒーを一口飲んだ時に感じる

コーヒーへの”安心感”になるのです。



苦いだけ。

軽いだけ。

酸が強いだけ。

甘いだけ。



コーヒーを安心して「おいしい」と感じるには

バランスが大切なんですね!





EARRTH BERRY COFFEEのブレンド作りは

このバランスを重要視していて、

誰が飲んでも、毎日飲んでも、

また飲みたいと思える安心感を求めています。




使う豆も、

ブレンドベース用に買付された豆がいくつかあって、

主に、クリーンカップ、アフターテイスト、甘味、酸の質が

カップスコア6以上のものです。


こういった豆をブレンドに使うと

ベースラインがしっかりしているので

お店のブレンドのレベルが一気に上がるんです。




ドリップバックコーヒーと侮るなかれ。




ワタクシも出張やアウトドアでは

よく飲むのですが、

結構イケております。





ぜひ、皆様もお試しくださいね!




さあ、コーヒーを楽しもう!






posted by 大地の実 at 19:02| ブログ