2018年04月18日

飲みやすいコーヒーを。



ウチのお店は、全種類のコーヒーが試飲できるんです。




特に”初めて”来られたお客様は

とても興味深々で試飲して下さいます。




お店に立っている私達も、

「初めてお客様」は何となく

視線の動きや雰囲気で分かります。



なので、試飲の反応を、実はよく観察しております。笑



コーヒーはお好きかなー。

ウチのお口に合うかなー。

お好みの味は何かなー。



さりげなくですが、じっくりと観察しております。笑





最近ではTVでご紹介して頂いたので

初めてのお客様がとても増えました。





そんな初めてのお客様の反応は実に様々です。



「おいしい」と言って頂ければ幸いで、

うーん。。。と考え込む人もいれば(汗)

ものすごい数の質問をされる人もおられます。




そんな、お客様の反応の中で、

派手ではないけど「手応え」を感じるのが、

焙煎度合いに関係なく【飲みやすい】という言葉です。




これはお店を開業した当初は、

薄いってこと?

物足りないってこと?

など、ネガティブな意見かと思っていたのですが、

最近になってようやく、誉め言葉なんだと気が付きました(遅!)





何度もご来店頂いてる方達は、

それぞれのコーヒーの風味の違いを楽しまれますが、

初めての方はEARRTH BERRY COFFEEのコーヒーが

どんな風味なのか全くご存知ありません。



恐る恐る?ひとくち飲んでみて、

飲みやすいと感じるということは

濃くて苦くてザラザラして渋いコーヒーを

どこかイメージされていたのだと思います。



【飲みやすい】と表現された本当の意味は

綺麗な液体で、後味が良い。

という事なんだと気が付きました。






事実、「飲みやすい」というコメントをされたお客様は

初来店なのに必ず、たくさんコーヒー豆をお買い上げになられます。


特に女性にとって「飲みやすいコーヒー」=美味しいコーヒーという

方程式がほとんどの場合で成立するのです。




そんな【飲みやすいコーヒー】の理由は2つあって、

まず、”素材が良い”ことがあります。

液体の汚れになる欠点豆や未熟豆がなく

チェリーの熟度が高いので糖度が高い。



もうひとつは、焙煎です。

焙煎のやり方で、後味に渋みが残ったり、

ザラザラしたりすることもあれば、

同じ豆でも、透明感のある液体になり、

後味も綺麗で甘味の残る焙煎もあります。




なので、ダークローストにした深煎りのコーヒーでさえ、

香ばしく、風味もしっかりあるのに【飲みやすい】となるのです。





よくよく考えたら、

”飲みにくいコーヒー”って

あんまり飲みたくないですよね。




今日も、初めてお越しになった

ご年配の女性が色々と試飲されながら、

「全部、飲みやすいですね」とニッコリされて

自分では、もうあまり飲まないけれど

娘や、孫や、お友達に配りたいと

たくさんお買い上げいただきました。




ワタクシは、とても、とても、嬉しく、

感謝の気持ちで一杯になりました。



気が付けば、

また飲みたくなっている。


そんなコーヒーを

これからも作って行きたいと

思っています。




































posted by 大地の実 at 18:49| 店のこと

2018年04月07日

コーヒー業界の景気短観。



4月に入りすっかり春になって、

桜のピークも過ぎました。



満開がちょっと早かったので

4月6日の小学校の入学式には葉桜でしたね。




息子たちの通う小学校は今年、

なんと190人の1年生が入りました!


ちょっとしたマンモス校です。





さて、4月になって面白いコーヒーの統計が発表されました。



全日本コーヒー協会の統計



業界向けの統計データですが、

色々とみて行くと面白い傾向が見えてきます。



2016年まで好調だったコーヒー業界ですが、

2017年は少し低迷したようです。




ワタクシが気になったデータは、

各県別の喫茶店と人口の比率。




東京が多いのは分かります。(約7000件)



しかし、日本で一番、喫茶店、カフェが多いのは

なんと大阪なんです。(約1万件)

ダントツで日本一です。



そして、第2位は愛知(名古屋が有名)です。



ちなみに広島は約1700件。




そして、当店でも扱っているカフェインレスコーヒーの消費量が

ここ5年で急激に伸びております。



確かに、昔のカフェインレスコーヒーの生豆に比べて、

遥かに美味しくなったのは実感していて、これからも増えそうです。




市場では、喫茶店やカフェの店舗数はやや減少。

数年前にカフェ開業ブームがありましたが、

淘汰されるお店が出てきているようです。




ただし、家庭でのコーヒーの消費が増えていて、

インスタントからレギュラーに変える人が多いようです。





また、コーヒーを一番飲む世代は

40歳〜59歳が圧倒的に多いです。

次に60代以上。

しかも女性です。



EARRTH BERRY COFFEEでも

やはりこの世代の女性のお客様が一番多くて

たくさんお買い上げいただきます。




このデータを見ると、色んな事が見えてきます。




都市部で起きている現象を裏付けるようなデータもあったり、

これから先、地方で起こりそうなことも予想できます。



いわゆる個人事業のカフェ業態は結構しんどい状況です。





ワタクシたち自家焙煎珈琲の業態も、

都市部ではすでにオーバーストアと言われています。



焙煎屋は潰れにくいという言葉がまさに都市伝説化して

生き残る為には大変な苦労がありそうです。





地方の自家焙煎のお店では、

高品質で差別化のできるタイプと

普通品で安い従来型のタイプが

はっきりと分かれそうです。




データを通じて、色んなことを想いながら、

これからも地域の皆様に永く愛されるお店に

なれるように創意工夫をしてゆこうと思います。



皆様、どんどんコーヒーを飲んで下さいね!







posted by 大地の実 at 18:29| ブログ