2018年02月08日

【週刊豆記】冬は寒いけれども。



2018年の2月はとても寒いですね。

東広島の朝の気温は ー8℃ !

インフルエンザも大流行ですので、

皆様もお気を付けください。



ところで、冬の焙煎について最近思うことが。


やっぱり冬は焼きやすい!!


コーヒーを焙煎することは、火を使うのですが、

基本的には温めた空気を使って豆を焼いてゆきます。



冬は低気圧の影響で空気も軽くて、

気温も低いので空気の流れるスピードが

スムーズになるんです。



いつか、読んだ本に、

京都の焼き物の大家である「樂」は

冬にしか窯を焼かないそうです。




夏の窯では、焼き物に火が入らず、

土から焼き物に変えることが出来ないそうです。



おそらく、髪の毛ほどの水分量の残り方が、

土と作品を分ける大きな差になるんだと思います。



樂の当代が言った

「夏は火の神様のご機嫌が悪い」という言葉を思い出します。



たしか、魯山人も同じようなことを書いていました。





まったく同じとは言いませんが、

コーヒーを焙煎するのも同じような気がします。




夏は、高気圧の影響が大きく空気が重たいので

空気の流れが悪くなります。

湿度も高くなります。




冬のように焼いても、

風味が重たくなったり、

香りが開花しきれなかったり

いろんな悩みが増える季節です。








また、同じように焼いても、

日々、わずかながらに少し違うのです。



もちろん基準は、味です。



専門用語を使うと、

投入温度を少し変えたり、

火力調整を少し変えたり、

排気バランスを少し調整したりして

その微妙なズレを日々修正します。



そのズレは微妙すぎて

お客様には気づかれないかもしれません。
(多分気が付きません)



どんピシャリと合うこともあれば、

また少しズレることもあります。




そんな風に、コーヒーを焼いております。




何が言いたいかと言いますと、

コーヒー屋は冬が大好きなんだってこと。

(売り上げもいいしね!)



コーヒー屋のトップシーズンですので

ぜひお楽しみくださいね!


さあ、コーヒーを愉しもう!





















posted by 大地の実 at 18:40| 珈琲豆のこと