2018年02月28日

エチオピアの風味。




ええっ!?

明日からもう3月!?



という方も多い今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか?



ワタクシ早くも、「花粉ちゃん」の到来で憂鬱な気分でしたが、

近所の耳鼻科の先生のアドバイスで花粉症のお薬を飲み始めて、

本当に20年ぶりくらいで、快適で気分の良い春を迎えようとしております。





さて、エチオピアが終わりそうです。



今回のエチオピアはグジ地区のギゲサWSという豆でした。

いつも定番のイルガチェフェ村とも近いエリアで

とっても高品質なコーヒーが栽培される場所です。




イルガチェフェがレモンなら

グジは桃のような風味が印象的で、

カップスコアにしてみると90点近くはあるクオリティです。



最近は、少しだけローストを深くして、

柑橘系の香りから、ブラックカラント系(カシス)の

魅惑的な香りを引き出すことができておりました。



ワタクシ個人的に、コーヒーの風味の中で

このブラックカラントの風味が一番好きなんです。



このブラックカラントの風味は

本当に世界でも限られた場所でしか出ないフレーバーなんです。

条件は、赤道にかなり近く、標高が高い場所。

そう、神様に選ばれた特別な場所だけなんです。





例えば

ケニヤの限られた一部の場所。

エチオピアの一部の場所。

コロンビアの一部の場所。





ワタクシの経験上、この場所だけです。





そして、このブラックカラントの風味は

ウォッシュドプロセス(水洗処理)にしか出ません。





先日も、グループの勉強会で買付け対象のサンプルを

カッピング(テイスティング)しているときに

コロンビアのサンプルから素晴らしい

ブラックカラントの風味が出ました。




ワタクシも感嘆の声を上げていたところ、

「20〜30年前、このようなコーヒーは日本では全否定されていた」

という先生からの話を聞いて驚きました。



理由は、酸の量が強く、個性はクセとして認識されていたから。


現在のコーヒーの評価基準と真逆だったんですね。





とにかく、

そんな素晴らしいフレーバーを持つ

エチオピアのグジを、ぜひ体験しておいて

頂きたいと願います。






さあ、コーヒーを楽しもう!






posted by 大地の実 at 14:40| ブログ