2013年12月04日

エチオピアへ。 〜豆記世界編・1〜








飛行機を降りてすぐに熱気に包まれて、いきなり冬から夏へ。

入国ゲートを抜けて、空港の外に出た瞬間の目が眩むような

強烈な日差しに”いよいよアフリカに来た”という事を実感しました。







エチオピアの首都アジスアベバは標高2500mという高地にあり、

飛行機から降りてすぐに身体の不調を訴える外国人は少なくありません。




日本から約17時間。



長いフライトの疲れを感じながらも空港から外へ出て

いきなり広がる地平線を見て、ゾクゾクするような

期待感に胸が膨らんでいました。



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エチオピア。




日本でコーヒーの仕事をしている人間にとって

一生に一度は行ってみたいと思うコーヒーの聖地です。




エチオピアはコーヒーの発祥の地であり原点とされていて、

今も尚、世界中のコーヒーファンを魅了し続けていて

日本でも人気の高いコーヒーなのはご存知と思います。





今回の東アフリカコーヒーミッションツアーは

「ジェトロ」という日本貿易振興機構が主催した

コーヒー専門の産地訪問ミッションです。




日本国内のコーヒーに関わる人たち14人が全国から参加し

ジェトロと日本旅行のスタッフさんと合わせて19人の旅。

エチオピアとルワンダのコーヒー生産地を直接見てみようという企画で、

コーヒーの輸入業者はもちろん、大手コーヒーメーカーや大手コーヒーチェーン、

ロースターなど産地には何度も行っている常連の方から僕のような

初めての人まで様々な人が集まった10日間の旅が始まりました。







みなさんはエチオピアにどんなイメージをお持ちでしょうか?




1980年代にエチオピア大飢饉によって

100万人が餓死しました。



お腹が大きく膨れてやせ細った子供にハエがたかり

動く事も出来ないたくさんの人たち。




その時の映像は僕も子供のころに鮮明に覚えています。






今はこれ。


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現在、首都アジスアベバは急激な成長期にあります。



実は、今世紀はアフリカの世紀と言われるくらい

経済発展の可能性を秘めていて多数の国が資金投入、

特に中国の影響が強く道路やビルは殆ど中国企業が

作っていて、みんな携帯も持ってます。



但し、まだインフラ整備は不完全で水道水は飲めず、

ガスは無く、電気も不安定で首都でもしょっちゅう停電

するのが問題です。







旅行前の事前ミーティングでは


・水道水、飲食店の水、氷は飲まない。

・食あたりすることを前提に薬を持参する。

・昼でも単独で外出しない。

・夜は絶対に外出しない。

・強盗にあったら絶対に抵抗しない。

・虫や動物からの感染症を警戒する。

・子供や物乞いにお金や物を渡さない。

・生命の危険に合う前に回避する。




などなどの注意が、、、。

僕たち日本人の感覚とは全く違う世界なのです。








どんな旅になるのか、、、、。






そんな事を考えながら、夕食を終えてホテルのベットの上で

蚊取り線香の煙を見ていたら、フライト中に一睡も

できなかった疲れもあり気がつけば風呂にも入らず眠っていました。







朝4時、いきなり外で鳴り響くコーランの音に起こされて

エチオピアに来ていた事を思い出し、急いで水しかでない

シャワーを浴び朝食もそこそこに6時にホテルを出発。



いよいよコーヒー農園に行く日を迎えました。



首都アジスアベバから車で片道7時間かけて、

南エチオピアのジンマに向けての旅がはじまりました。




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地元のエレミツアーという会社に依頼して

4WDの車を運転手付きで7台。





19人で7台の車は多いなと思って理由を聞いてみると

道中で車にトラブルがあっても、急病人が出ても

大丈夫なように予備の車も一緒に走るという徹底ぶり。



陽気なエチオピア人ドライバーは英語が堪能で

色々とエチオピアの話を聞きながら1時間も走ったところで

首都を離れ郊外に出た時の風景に、

「ああ、今。俺はアフリカに来ている」

という実感で胸が一杯になって、なぜか身体か震えました。






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標高2500mに位置する首都アジスアベバからコーヒー農園には

下る感覚で車を走らせます。



1700〜2000m地帯にある農園へ向けてのドライブ中

首都を離れるとそこはもう素顔のエチオピアが待っていました!





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目の前に広がる光景全てに心を奪われてしまい

気がつけばもう目が離せなくなっていました。



7時間のドライブもいつの間にか

目的地のジンマ地区近づき、

いよいよ初めてのコーヒー栽培農園へ

足を踏み入れる事になりました!!





つづく










posted by 大地の実 at 13:21| 豆記世界編2013DEC