2014年01月30日

アースベリー(大地の実)を求めて。豆記世界編〜コスタリカ編〜






ロサンゼルス国際空港でギリギリ飛び乗った羽田行きの飛行機の中では

中国人旅行者の団体と一緒になり騒がしい機内ではあったけども

疲れた体をシート沈めてに身をゆだね、ゆっくりと目を閉じると、

そこには青い空とコーヒー農園がありました。




真っ赤に熟したコーヒーチェリー、


艶やかに光るディープグリーンの葉、


風の音、山の空気、ハロルドにリカルド。


カルロスやグレースさんやオルガさんの顔。





振り返ると、何と濃密な時間だったのだろうと思う。

なんと幸せな時間だったのだろう。






コスタリカとグアテマラ。




アメリカ大陸の真ん中に位置して、

中米と呼ばれる地域で日本の1月2月はこちらは真夏。


乾季のシーズンを迎えてコーヒーの収穫期でもあります。







2014年1月20日から29日までコスタリカとグアテマラを

旅してきました。




東京からヒューストンを経由すること20時間あまり

長旅の末に最初に着いたのはコスタリカ。




皆さんはコスタリカにどんなイメージをお持ちでしょうか?





コスタリカは現在、中米のスイスと呼ばれ軍隊を放棄した国です。

戦後の内戦を乗り越えて復活し観光や工業でも成功しています。




コーヒー産業はここ10年で急成長した国で、

世界でも有数のスペシャルティーコーヒーの生産国。



コスタリカコーヒーは他の国と少し違う特徴があります。


「ハニープロセス」


これが今後、重要なキーワードとして登場します。




そして、コスタリカコーヒーはアラビカ種(高品質豆)100%

という世界でも数少ない生産国。

ロブスタ種(低品質豆)を栽培する事を法律で禁止しています。

これは本当にすごい事です!




最近では素晴らしいスペシャルティーコーヒーを作り

バリスタチャンピオンシップでは優勝した選手の使った

コーヒーは3年連続で”コスタリカコーヒー”でした。





国家をあげて美味しいコーヒー作りを目指すコスタリカ。


コスタリカコーヒーの美味しさの秘密を求めて旅したお話です!



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  ◆  ◆  ◆  ◆





コスタリカでは4日間の滞在で訪れた農園はなんと16農園!!

めちゃくちゃハードスケジュールです。






コスタリカ最初の記念すべき農園は「ラ・ペイラ農園」

真珠(パール)という意味を持つ農園です。





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ラペイラのオーナーはコスタリカCOEの常連である

エルバス農園やシンリミテス農園の兄弟で昨年

独立したばかりの新しい農園。




奥さんも娘さんも超美人!!



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たわわに実ったコーヒーチェリーを発見!!






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実は、前回のアフリカのエチオピア・ルワンダでは

ガーデンコーヒーというオーガニックスタイルなので

農園らしい農園を見ておらず、僕は初めて本当のコーヒー農園を

この目で見て驚きました!






管理された敷地に計算されて植えられたコーヒーの木たち




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熱心に説明をしてくれるオーナーのバランテスさん。




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コスタリカではお馴染みの品種のカトゥーラやビジャサルチに加えて

新たに、超高級品種ゲイシャの栽培にチャレンジしはじめています。


収穫が楽しみ!!



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コスタリカでは有名なコーヒー一族ですから

ノウハウは共有しているはず。

今後かならず名門農園になるはずですから楽しみな農園です!







そして、コスタリカといえば「ハニープロセス」です!


アースベリーコーヒーでもお馴染みのコスタリカのハニー。


その工程を写真でどうぞ!!




まずは、完熟チェリーを丁寧に摘み取ります。

これはどのプロセスでも同じ!

完熟だけを選ぶ事でコーヒーの美味しさが決まります!






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とっても綺麗なチェリーです。

実はこのチェリー、食べても美味しい!!



果肉が少ないのでお腹は満たせませんが

もぎたてを食べるとホントにフルーツです。



農園でコーヒーチェリーをもいで食べるというのは

コーヒー屋にとって夢のような事です。



チェリーを口に含むと甘味がジワッと広がります。



その風味は熟度や品種によっても違いますが

それでもコーヒーチェリーの味は素晴らしいです。



この風味を焙煎にイメージ出来ると

本物のコーヒーの甘味を引き出す事が出来ると

思っています。



それだけでも財産なのです。





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そして摘み取ったチェリーは傷みやすいので

素早く次の処理を行います。





集めたチェリーをタンクに入れて

果肉を剥き取って行きます。




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ウォータースライダー!!



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その次にパルパーと呼ばれる機械にはいって

果肉を剥きます。


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果肉を向いた物をパーチメントコーヒーと呼びます

これを天日で2〜3日乾燥。




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そしてパティオと呼ばれる乾燥室でこんどは日陰で

じくっり時間をかけて乾燥します。(10日前後)






娘さんがパティオのお仕事を手伝ってます!

こうして毎日丁寧に混ぜないと乾燥にムラがでちゃうんです。




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ちなみに違う農園でこの憧れの作業をやらせてもらいました!!笑



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さて、次回はコスタリカコーヒーの決め手である

「ハニープロセス」のご説明です。



ハニープロセスには基本3つのタイプがあって

 ■ イエローハニー

 ■ レッドハニー

 ■ ブラックハニー

という分け方があります。



アースベリーコーヒーのコスタリカでも

先月はレッドハニーで現在はイエローハニー。



その違いの秘密をぜひお楽しみに!!











posted by 大地の実 at 19:20| 豆記世界編2014JAN