2014年02月06日

コーヒーチェリーの味くらべ。 〜豆記世界編・コスタリカ〜






コーヒーには品種がたくさんあります。





大きく分けると、アラビカ種とロブスタ種があって

アラビカは高品質で、ロブスタは低品質な豆。

(ロブスタはインスタントや安いブレンドの原料になります)




スペシャルティーコーヒーはアラビカ種に限られるのですが、

さらにそのアラビカ種の中に、たくさんの品種があります。



ティピカ、ブルボン、ムンドノーボ、

パカス、マラゴジッペ、パカマラなどなど。





国によってもだいぶ違うのですが

コスタリカでは主にカトゥーラ、カトゥアイ、

ヴィジャサルチ、ゲイシャ、ケニヤSL28などが

植えられています。







ところがこのコーヒーの品種って

焙煎して抽出したコーヒーで風味を見分けるのって

かなり限られた品種だけになります。






例えば、ゲイシャやパカマラ、エチオピア原種は

飲めば品種がわかりますが、その他の多くはその違いが

説明しにくいほどはっきりと差が感じられませんでした。




プロの方でも殆どがそうだと思います。




ブルボンとカトゥアイの区別が付く人は稀でしょう。




ところがどっこい、農園に行くと

これが分かるようになりました!






その一番の違いは、チェリーの味!






コスタリカとグアテマラで訪問した農園の

すべての品種のチェリーの食べつくし検証してみた所、

思った以上に味が違うんです!






そして、僅か10日間の滞在にも関わらず、

最終的には”木”を見ただけで品種が分かるようになり、

野生児か!と自分でも思うほど区別がつくようになったんです。






例えばこの2枚の写真。




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ちょっと分かりにくいですが

上がカトゥーラ、で下がヴィジャサルチ。




上のカトゥーラの新しい葉はグリーンで

ヴィジャのほうはブラウンの新芽がでます。




そしてチェリーの味はカトゥーラが熟したアメリカンチェリーで

ヴィジャサルチはとっても甘い柿のような風味でした。




素人の僕でも食べればすぐに分かったし、

なんとなく品種の特徴も分かりました。





そしてこんな品種も!



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イエローカトゥーラです。



コーヒーと言えば赤いチェリーと言うイメージですが

鮮やかなイエローですね。



この品種も人気があってイエローだけで収穫されて

特別なロットとして売られます。




赤いカトゥーラよりもチェリーが甘い印象でした。








そして、たくさんのコーヒーチェリーを食べ比べして

全部美味しいチェリーでしたが、その中でも

これは美味しい!!と思った物があります。





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他の品種と比べてチェリーの間隔が開いています。




この品種の名前は「ゲイシャ種」



今をときめくコーヒーのダイヤモンドと呼ばれる

超高級品種です。




なぜ高級なのか、この実の付き方を見ただけでも

分かりますが他の品種に比べて少ないのです。



その代り他の品種とは明らかに違った、

とても素晴らしい風味を持ちます。





チェリーの味は、ライチ、マスカット、佐藤錦!!





素晴らしい風味を持つコーヒーは

やっぱりチェリーの風味も特別だった。





当然と言えば当然かもしれません。

でも、今まで日本で井の中の蛙だった僕にとっては

本当に衝撃的で感動の体験でした。





チェリーを食べながら思った事は、

この口の中に広がる、この甘味、この風味を

焙煎に活かせないか。





カトゥーラの味、ブルボンの味、ヴィジャサルチの味

パカマラの味、ゲイシャの味。




何とか忘れないように記憶に刻もうと

バクバクチェリーを食べる日本人。



なんだこいつは。

と思われたに違いありませんが、

僕だって次いつ来れるか分からない身ですので

恥ずかしながらも一生分食べておくつもりで

必死に食べ続けてておりました!!





コーヒーはフルーツだ!!!





産地へ行ってこそ知る事の多さを実感し

なんとも幸せな時間でもありました。





そして、コーヒーチェリーが美味しく育つ農園には

実は他のフルーツがたくさん育っています。




まさにトロピカルフルーツなのですが、

日本では決して味わえないだろうと思われる

このめちゃくちゃ美味いフルーツたち!!





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柑橘類はもちろん、アボガドやバナナは

やはりエチオピアと同じように赤道近くならでは。




そんなトロピカルフルーツのなかでも衝撃的だったのがコレ。



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何か分かります?



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正解は「パッションフルーツ」です!!



食べ方は豪快にふたつに割ります!


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すると中から種?みたいなツブツブがたくさん詰まっていて

これ食べれるの?と思うほど。



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しかし、これが絶品!!!!



種ごとパリパリ食べられるのですが

味はまさにトロピカル!


ライチとマスカットを合わせたような風味で

パッションフルーツを初めて食べた僕は超感動!




3つ4つと止まりませんでした!!




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そして、もうひとつ農園にあったフルーツで

感動したのがコレ!




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天然のブラックベリーです!!




これは本当にびっくりするほどの美味しさ!



すっぱさは一切なく、とにかくスイート!

ベリーなので爽やかな風味はありますが、

こんな美味しいベリーは初めてでした。






後で聞くと、ベリーにも色々種類があって、

みなさんご存知のストロベリーからブルーベリー、

ラズベリーなどたくさん。




そんなベリーの中でも、このブラックベリーは

トップクラスの美味しさなんだそうです。




確かに美味しかった!





このブラックベリーのジャムは

僕史上、生涯最高のジャムでした!!






旅の途中でたくさん出会ったフルーツたち。




もちろんコーヒーチェリーも美味しかったけど

トロピカルフルーツの魅力も凄かった!!





フルーツ目的でも訪れたい国です!!





そしておまけに、現地で食べさせて貰った

美味しいもの達の写真でお別れです。






次回の豆記世界編は、いよいよコスタリカを離れ

「グアテマラ編」へ突入します。





古代マヤ文明の影響が色濃く残るグアテマラ。



そしてグアテマラで訪れたひとつの農園で

僕は生涯忘れられないような感動を覚えました。





これが、世界一流のコーヒー栽培か、、、。




心が震え、身体が震えました。




ぜひお楽しみに!!







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(コスタリカで有名な和食店サクラの寿司、絶品です!)









それではまたお会いしましょう!!











posted by 大地の実 at 18:34| 豆記世界編2014JAN