2017年10月11日

収獲の秋と、暮らしの食と。




今年の稲刈りが終わりました!




無事に籾摺りも終わって、

新米を食べることが出来ましたよ。



今年は新品種「恋の予感」という

ちょっといい感じの名前の苗に変わりました。

(昨年までは、ひのひかり)




この「恋の予感」は暑さ耐性のある品種で

昨今の猛暑での不作を未然に防ぐための新品種。



元々は「中国201号」という、

なんとも味気ない名前だったのを、

農協さんが市民公募して決まったのが

「恋の予感」だそうです。





味は、普通においしいです。




今年は2度目の稲作でした。



まだ要領が掴めずに試行錯誤感がありましたが、

稲が成長するにつれて起こることに理解ができ、

なるほど、そういうことか。と思うことが多くありました。




4月の田起こしと施肥。

5月の水入れと代掻き。

そして、田植え。

そこからは、水の管理。


稲作は、「苗の質と水の管理」と言われるほど、

水の管理が大切になります。



我が家は、棚田なので、

水路も複雑に入り組みます。



イノシシが水路を埋めたこともあれば、

急な大雨が降ってきたこともあります。



そして、稲が伸びてきたころに、

鹿による被害がありました。

(柔らかい葉っぱを食べちゃう)





雑草との無限の戦いは

何度となく悲鳴を上げました。




今年の稲刈りを終えて思ったことは、

やっぱり農業は面白い!




いろんな反省がありました。


来年はこうやろう、ああやろう。


そんな事を、もう考えています。
(主に、土作りについて)





そして、息子や甥っ子たちと一緒に

ワイワイと楽しみながらできるのも醍醐味。






いつもの食卓の普通のご飯が、

ちょっと大切なご飯に変わります。




いつもの食卓が、少し豊かになる気がします。



できたら野菜や大豆や小麦もやってみたいと思っています。

あと、もち米も。





いつか、お客様とシェアできるような

仕組みを作りたいとも考えています。




食は暮らしを豊かにします。

体を育て、心を育てます。




今、世界中で注目されている

「参加型エディブルガーデン」という

みんながハッピーになれる農業が

できればと夢見ております。



























posted by 大地の実 at 18:10| ブログ

2017年09月25日

あれから5年、これから5年。



EARTH BERRY COFFEE は10月1日(コーヒーの日)に5周年を迎えます。


お客様には、本当に感謝、感謝の気持ちです!

ありがとうございます。




5年前のことは、よく覚えています。

不安があって、期待があって、不思議な高揚感がありました。




最初は夫婦2人でスタートして、

今はチームで支えてもらってます。




開業当初、おそらく自営業の方はご存知ですが、

事業計画書という物を作ります。



その時、5年後の予想みたいなものを立てるんですが、

最初は「5年後」のことなんて考えられなかったし、

5年後って、すごく遠い未来でした。




でも今、その5年後に僕はいます。





とても不思議な気分ですが、

5年前の僕が少し羨ましくもあります。






だって、この5年間で、どれほど素晴らしい体験と

どれほど素晴らしい学びがあったことか。





5年間で、とても幸運な出会い、幸運な選択がありました。




そして今も僕たちは、前を向いて歩いています。



EARTH BERRY COFFEE のミッションステートメントは

「おいしいコーヒーで、たくさんのお客様へ幸せな時間を提供する」ことです。



日本から、遥か、遥か、遠く離れたコーヒー農園で

丁寧に大切に育てられたコーヒー豆が

私たちEARTH BERRY COFFEEを通じて、

たくさんのお客様へ届いています。




おいしいコーヒーは、普通には作られません。




たくさんの人が、時間と手間をかけて、

さらに、神様に選ばれた土地でしか

おいしいコーヒーは生まれません。





そして、そんな「おいしいコーヒー」は

たくさんの人を幸せにするパワーがあります。




私たちの暮らしのなかに、

小さな幸せを作ってくれます。





なのでEARTH BERRY COFFEE は、

”コーヒーを売る”のではなく、

”幸せな時間”を売ります。



これは5年前も同じで、

これからも同じです。



コーヒーを楽しんで下さい。


暮らしを楽しんで下さい。


人生を楽しんで下さい。




皆様の幸せな生活の一部に

EARTH BERRY COFFEE があれば幸せです。




これからも、よろしくお願いします!





posted by 大地の実 at 14:09| ブログ

2017年09月22日

コーヒーに正解はない。



2017年9月20日〜22日の期間中に

東京ビックサイトで開催されたコーヒーイベントに

買付グループのブースのお手伝いとして参加してきました。



昨年よりも人が多くて大賑わいです。



コーヒーの業界も日進月歩ですので

毎年新しい道具や技術が発表されて話題になります。



特に変化が大きいと感じるのは

「ドリップコーヒーの淹れ方」です。




現在の世界のドリップコーヒーのトレンドは

”クリーンで華やかなフレーバーの味作り”です。




偶然にも僕たちのブースの隣に

今年のワールドブリューワーズ(世界抽出大会)

世界チャンピオン(台湾)が来ていて

世界大会で優勝したレシピでドリップしていました。





豆は「ナイティプラス」というアメリカの会社の

パナマのゲイシャ。(非常に高価な豆です)




行列ができている中、僕もご相伴に預かってみると

驚くほど”薄い”のです。


なのに、フローラルで華やかな香りと

心地よいフルーツの酸味を感じました。



まるで、フレーバーティーやハーブティーのようです。




濃度を限りなく薄くして

華やかで甘い香りを活かすドリップでした。





10年前のドリップの概念からしてみると、

「なんじゃこりゃ!」というギャップです。

水っぽいという人もいると思います。



しかし、そこに「美味しさ」はありました。



濃い、薄い、の枠を離れた

フレーバーを活かすコーヒー。





コーヒーの楽しみ方は日々進歩しています。




固定概念で、

これが良い。これが悪い。

というのは可能性を無くすのかもしれません。


コーヒーに正解はない。


美味しさがそこにあれば、

無限の可能性を感じさせる体験でした。


そして、それは世界の舞台では最も評価される基準でもあります。


日本のガラパゴスコーヒーも良いですが、

新しい体験を楽しむことも大切です。



コーヒーの本質は「フレーバー」にあることも事実。




パナマのゲイシャのような

華やかでレモンのようなフレーバーがあって

焙煎の浅いコーヒーには

世界チャンピオンのレシピは最適だと思います。



もし、チョコレートやキャラメルのような

フレーバーがあって深煎りのコーヒーだと

日本式のような濃く抽出するのが最適です。






豆の個性(フレーバー)を最大限に活かす方法としての

ドリップレシピとして考えたら、可能性は無限です。





世界チャンピオンのコーヒーを飲んで、

僕はワクワクしました。



だって、僕たちのブースのコーヒーも

負けないくらい素晴らしく美味しいのですから。




世界トップレベルの水準に自分はいると実感すると

やはりワクワクします。



大いなる刺激と学びをもらった東京での3日間でした。





また、コーヒー向き合う日々が

ここから始まります。






posted by 大地の実 at 17:42| ブログ

2017年09月14日

今年もお米が出来上がる。



2年前から、田んぼで稲を作っています。



妻の実家は、大きな田んぼと畑があって、

元々は米も野菜も作っていたのですが

いつの間にか休耕田となっていたので、

一念発起してド素人のワタクシが

米作りにチャレンジしてみたんです。



今まで僕は、農業に関わったことが無く

教わったことも無かったのだけれども、

「興味」はあったんです。




幸い、米作りに必要な農機具は

全て揃っていたのであとはやるだけでした。




図書館で米作り入門の本を借りて、

YouTubeで動画を検索しました。



近くの農協から配布される

「稲作のしおり」を熟読して

とりあえず知識の準備は済ませました。



トラクターで田起こしをして

肥料をまき、また耕す。


水路を整備して、いつでも水を入れるように。



田に水を張って、初めての代掻き。

うまく行かずに、何度も何度もやり直しました。




モグラが掘った穴から水が抜けて

すっからかんになって慌てたことも

何度もありました。



親戚みんなで、笑いながらのドタバタの田植え。




「米作りの半分は水の管理」と

近所のベテラン達に教わって、

ばあちゃんと近所の人に水を

毎日見てもらいながらなんとか実ってゆきました。




稲刈り、乾燥、もみすり。




未体験のことばかりで

分からないながらも、

なんとかなりました。






最初の米は、少ししか植えなかったので

30s袋で8袋ほどでしたが、

やっぱり、

やっぱり、

美味しかった。





今年は2回目で、少しコツを掴んだ気がして、

昨年の倍以上の作付けをしました。




鹿やイノシシの猛攻に合いながらも、

今年も順調に育っています。




10月の上旬には稲刈りが出来そうです。




米を育ててみて、

色んなことを知りました。




その昔は、米=命 として米が富の象徴だった時代には、

どんな暮らしをして、そんな生き方をしていたのか。


今の時代は、米を作る=生き残る という感覚は持てないので

愉しみの一つとしての米作りがあると思うんです。



米を作ってみたいっていう人も多いと思います。



もし、出来る環境、設備があるんであれば、

ぜひやってみて下さい。




予想以上に、最高です。





おいしい食事を頂くということは、

やはり暮らしにとって何より素晴らしい

愉しみであります。




ワタクシの作るコーヒーも

そうありたいと願っています。




















posted by 大地の実 at 16:25| ブログ

2017年09月13日

おすすめ下さい、それ下さい。



「おすすめってどれですか?」




コーヒー屋に限らず、色んなお店で、

お客様に聞かれるこのフレーズ。


きっと、あなたも使ったことがあるのでは?

もちろん、僕もありますよ。




特に、初めてのお店とか

知らない地方のお店とか

やっぱり、「失敗したくない」ので

お店のおすすめとか、人気商品とか

知りたいですよね。




お店によっては、

ドーンと「本日のおすすめ」って

張り出してあるところも少なくありません。





そんな「おすすめってどれ?」という言葉も

コーヒー屋(特に豆屋)にとっては

とても難しい判断が必要になるんです。。





なぜかというと、

お客様の好みが大きく分けて2つあるからです。



・飲みやすくてまろやかなタイプ(中煎り)

・しっかりしてビターなタイプ(深煎り)


殆どの場合、この2つに分かれます。


もちろん、どちらも好きという人もいますが、

飲みやすくてまろやかなコーヒーが好きな人は

基本的に苦味がキライで、甘味と酸味が好き。


しっかりタイプが好きな人は、

酸味が苦手で、苦くてビターな味が好き。



これは、コーヒーの焙煎度合いに大きな理由があって、

ライトロースト(中煎り)とダークロースト(深煎り)

の2つのカテゴリーです。




この2つの好みを知らないと、

まったく違う好みのコーヒーをおすすめして

やだ、苦いわ。

やだ、酸味があるわ。

やだ、私のタイプじゃないわ。

となってしまって

「本当のおすすめのコーヒー」が選べないのです。




EARTH BERRY COFFEE では、

お客様が「おすすめは?」と聞かれたら

まず、飲みやすくてまろやかなタイプか

しっかりしてビターなタイプのどちらが好きか

お伺いしています。



実は、お店のラインナップでは

この2つのタイプをバランス良く

作っております。



この2つの好みのタイプ。

地方によって大きく差があって、

大阪では、ほとんどダークロースト。

9割近い人が深煎りを好みます。



東京では、ライトローストが好きな人が多いのが特徴。




この2タイプの好みは、コーヒー屋にとって、

いつも話題のネタであり、関心のネタでもあります。




若い人はダークローストが好きで

年配の人はライトローストが好き。



オーガニックやナチュラルライフに関心がある人はライト、

忙しくバリバリ仕事するビジネス系の人はダーク。



春夏はライト、

秋冬はダーク。





面白いですね!


ちなみに、EARTH BERRY COFFEE のお客様は

6割がライト、4割がダークです。



ラインナップの味作りでは、やはり意識します。




柑橘のようなフルーティーなフレーバーも、

ビターチョコレートのような深みのあるフレーバーも

どちらも魅力的です。




みなさんも、ぜひ自分の好みのタイプを知って、

豆選びを楽しんでみて下さい。











posted by 大地の実 at 10:34| ブログ