2018年04月24日

2回、言っております!





今年も「母の日」が近づいて参りました。

(2018年は5月13日)




EARRTH BERRY COFFEEでは、毎年恒例で

「母の日ブレンド」を作っています。




テーマは

「コーヒーの香りでお母さんを癒そう」です。




今年も、良い感じのブレンドが整いました。



グアテマラ エルソコッロ農園 中煎り 60%

インド アラクバレー 中煎り 20%

エチオピア グジ 中煎り 20%





という、贅沢な豆を使って

甘い花のような香りに、様々な果実感を感じる、

まろやかで奥ゆきのある味わいに仕上がりました。





母の日のプレゼントに悩んでいるアナタ!


今年はコーヒーで決まりでございますね!!




しかも今年は、

母の日ブレンドと一緒にして喜ばれる

東広島の人気の菓子店ソンヌフさんの

焼き菓子もたくさん入荷します。



香りのよいコーヒーと、おいしいお菓子。



母の日のプレゼントに悩んでいるアナタ!
今年はコーヒーで決まりでございますね!!
(2回目でございますよ!!)




どうぞよろしくお願い致します。







posted by 大地の実 at 16:37| 店のこと

2018年04月18日

飲みやすいコーヒーを。



ウチのお店は、全種類のコーヒーが試飲できるんです。




特に”初めて”来られたお客様は

とても興味深々で試飲して下さいます。




お店に立っている私達も、

「初めてお客様」は何となく

視線の動きや雰囲気で分かります。



なので、試飲の反応を、実はよく観察しております。笑



コーヒーはお好きかなー。

ウチのお口に合うかなー。

お好みの味は何かなー。



さりげなくですが、じっくりと観察しております。笑





最近ではTVでご紹介して頂いたので

初めてのお客様がとても増えました。





そんな初めてのお客様の反応は実に様々です。



「おいしい」と言って頂ければ幸いで、

うーん。。。と考え込む人もいれば(汗)

ものすごい数の質問をされる人もおられます。




そんな、お客様の反応の中で、

派手ではないけど「手応え」を感じるのが、

焙煎度合いに関係なく【飲みやすい】という言葉です。




これはお店を開業した当初は、

薄いってこと?

物足りないってこと?

など、ネガティブな意見かと思っていたのですが、

最近になってようやく、誉め言葉なんだと気が付きました(遅!)





何度もご来店頂いてる方達は、

それぞれのコーヒーの風味の違いを楽しまれますが、

初めての方はEARRTH BERRY COFFEEのコーヒーが

どんな風味なのか全くご存知ありません。



恐る恐る?ひとくち飲んでみて、

飲みやすいと感じるということは

濃くて苦くてザラザラして渋いコーヒーを

どこかイメージされていたのだと思います。



【飲みやすい】と表現された本当の意味は

綺麗な液体で、後味が良い。

という事なんだと気が付きました。






事実、「飲みやすい」というコメントをされたお客様は

初来店なのに必ず、たくさんコーヒー豆をお買い上げになられます。


特に女性にとって「飲みやすいコーヒー」=美味しいコーヒーという

方程式がほとんどの場合で成立するのです。




そんな【飲みやすいコーヒー】の理由は2つあって、

まず、”素材が良い”ことがあります。

液体の汚れになる欠点豆や未熟豆がなく

チェリーの熟度が高いので糖度が高い。



もうひとつは、焙煎です。

焙煎のやり方で、後味に渋みが残ったり、

ザラザラしたりすることもあれば、

同じ豆でも、透明感のある液体になり、

後味も綺麗で甘味の残る焙煎もあります。




なので、ダークローストにした深煎りのコーヒーでさえ、

香ばしく、風味もしっかりあるのに【飲みやすい】となるのです。





よくよく考えたら、

”飲みにくいコーヒー”って

あんまり飲みたくないですよね。




今日も、初めてお越しになった

ご年配の女性が色々と試飲されながら、

「全部、飲みやすいですね」とニッコリされて

自分では、もうあまり飲まないけれど

娘や、孫や、お友達に配りたいと

たくさんお買い上げいただきました。




ワタクシは、とても、とても、嬉しく、

感謝の気持ちで一杯になりました。



気が付けば、

また飲みたくなっている。


そんなコーヒーを

これからも作って行きたいと

思っています。




































posted by 大地の実 at 18:49| 店のこと

2018年04月07日

コーヒー業界の景気短観。



4月に入りすっかり春になって、

桜のピークも過ぎました。



満開がちょっと早かったので

4月6日の小学校の入学式には葉桜でしたね。




息子たちの通う小学校は今年、

なんと190人の1年生が入りました!


ちょっとしたマンモス校です。





さて、4月になって面白いコーヒーの統計が発表されました。



全日本コーヒー協会の統計



業界向けの統計データですが、

色々とみて行くと面白い傾向が見えてきます。



2016年まで好調だったコーヒー業界ですが、

2017年は少し低迷したようです。




ワタクシが気になったデータは、

各県別の喫茶店と人口の比率。




東京が多いのは分かります。(約7000件)



しかし、日本で一番、喫茶店、カフェが多いのは

なんと大阪なんです。(約1万件)

ダントツで日本一です。



そして、第2位は愛知(名古屋が有名)です。



ちなみに広島は約1700件。




そして、当店でも扱っているカフェインレスコーヒーの消費量が

ここ5年で急激に伸びております。



確かに、昔のカフェインレスコーヒーの生豆に比べて、

遥かに美味しくなったのは実感していて、これからも増えそうです。




市場では、喫茶店やカフェの店舗数はやや減少。

数年前にカフェ開業ブームがありましたが、

淘汰されるお店が出てきているようです。




ただし、家庭でのコーヒーの消費が増えていて、

インスタントからレギュラーに変える人が多いようです。





また、コーヒーを一番飲む世代は

40歳〜59歳が圧倒的に多いです。

次に60代以上。

しかも女性です。



EARRTH BERRY COFFEEでも

やはりこの世代の女性のお客様が一番多くて

たくさんお買い上げいただきます。




このデータを見ると、色んな事が見えてきます。




都市部で起きている現象を裏付けるようなデータもあったり、

これから先、地方で起こりそうなことも予想できます。



いわゆる個人事業のカフェ業態は結構しんどい状況です。





ワタクシたち自家焙煎珈琲の業態も、

都市部ではすでにオーバーストアと言われています。



焙煎屋は潰れにくいという言葉がまさに都市伝説化して

生き残る為には大変な苦労がありそうです。





地方の自家焙煎のお店では、

高品質で差別化のできるタイプと

普通品で安い従来型のタイプが

はっきりと分かれそうです。




データを通じて、色んなことを想いながら、

これからも地域の皆様に永く愛されるお店に

なれるように創意工夫をしてゆこうと思います。



皆様、どんどんコーヒーを飲んで下さいね!







posted by 大地の実 at 18:29| ブログ

2018年03月29日

Qグレーダー更新試験



ワタクシ、国際味覚鑑定士「Qグレーダー」という資格を持っておりまして、

コーヒーに正式に点数をつけることができます。





今、日本に300人くらいだそうです。





この資格は更新試験が3年に一度あって

先日初めての更新試験に行ってきました。





資格を取る時は

なんと6日間連続のコースを受けて、

20科目の試験にすべて合格しなければならず、

結構ハードな資格なのです。




更新試験はカッピング(テイスティング)のみで

ウォッシュド・アフリカ・ナチュラルというテーマで

3セッション(各6さんぷる)をカッピングして

正確な味覚審査ができるか。

正確なスコアシートの記入ができるか。

というテストでした。




普段、ワタクシが使うスコアシートは国際品評会基準のもので


2.jpg



こんな感じのものですが、






Qグレーダーではアメリカ独特の



1.jpg



こんなスコアシートを使います。



評価項目や点数の基準、

点数の加算方法も少し違うので

3年ぶりに使うスコアシートに

ややアタフタしながらの試験でした。




3年前当時のワタクシは

カッピング技術はまだ未熟で、

コーヒーを正確に評価することの意味が

分かっていなかったように思います。





今回、更新試験を受けてみて、

普段は扱わない低レベルのコーヒーや

世界トップレベルのものまで

幅広く出題されました。




じっくりと、

ゆっくりと

決して焦らず。


高温、中温、低温まで、

風味の変化を感じながら

ひとつ、ひとつ、丁寧に

コーヒーに向き合いました。




3年前に比べて、

遥かに正確に審査できるようになっていました。




初めて味わうコーヒーに点数をつけながら、

3年間の自分の味覚審査能力の成長を感じました。





やはり、カッピングは経験です。




毎日、お店でカッピングをして、

2か月に一度、世界トップレベルの

カッピングの達人のトレーニングを

受けることの効果を実感しました。




また、更新試験を受けながら

あらためて、このQグレーダーシステムは

コーヒーを客観的に見ることができ、

コーヒーを俯瞰して見ることができる

とても効率的で洗練されたシステムであることを

実感しました。




数日後に結果発表があり

無事に合格できました。



これからまた3年、Qグレーダーとして

コーヒーを評価できるようになりました。



3年後の更新試験まで、

また、コツコツ成長しようと思います。



posted by 大地の実 at 18:55| ブログ

2018年03月22日

巨星が逝く。





桜の蕾が膨らんできました。




春の常套句でもある三寒四温の日々、

皆様いかがお過ごしでしょうか?




先日、コーヒーの世界では知らない人はいない

銀座のカフェドランブルの関口マスターが103歳で

お亡くなりになりました。



テレビや雑誌でも多く取り上げられ、

日本でも屈指の名店であるランブルは

著名人も足しげく通い、あのジョンレノンや

オノヨーコも舌鼓を打ったと聞きます。




また、日本の自家焙煎珈琲の草分けの人であり、

生涯現役を唱えた伝説の人でありました。






実はワタクシ、かれこれ10年前、

ランブルで関口マスターさんと

1時間くらい焙煎室でご一緒させて

もらったことがあるんです。




当時ワタクシは、焙煎未経験者で

いわゆる名店巡りみたいな感じで

1人でお邪魔しました。



平日のお昼前ごろだったので

名店とはいえお客様もまだ少なく、

マスターの甥っ子さんにカウンターで

コーヒーを淹れてもらいながら

広島から来たんです。

いつか焙煎屋を作りたいんです。

なんて話をしていたら、

「じゃあ、マスターにご紹介します」

って言われて焙煎室へ連れて行かれたんです。



熱気の籠った焙煎室には、

大きな焙煎機と小さな焙煎機が2台あって、

ちょうど小さな焙煎機で当時92歳のマスターが

焙煎をされていました。







ご挨拶すると、

こちらへどうぞ。と言われ、

焙煎室へ入れて頂きました。




少し狭い焙煎室に入ると焙煎機の前で

小さな椅子に座ったマスターがニッコリと笑って

広島からですって?

何か聞きたいことがありますか?

と穏やかに言われました。


マスターの後ろには

女性の写真と、お線香があって

コーヒーが供えてありました。




あっ、すいません。

僕、焙煎したことなくて、

何も分からなくて、

何を聞いていいかも分かりません。


と言うと、ガハハと笑われて、

じゃあ、時間あるなら見ていきなさい。

と言って、小さな椅子をもう一つワタクシに

出して下さいました。





僕の祖父が戦後から広島で喫茶店をやっていたこと、

孫の僕もコーヒー(カフェ)に携わるようになって

いつか自家焙煎でやってみたいこと、

東京にきて色んなお店をみて勉強させてもらってること、

マスターの焙煎中にも、いろんな話を聞いてもらいました。




帰り際にマスターが

「これからも、コーヒー、頑張りなさいよ。」

と声をかけてくださったのを

今でもよく覚えています。




ワタクシにとっては、

何かキツネにつままれたような時間で

何か夢でも見ているかのような時間でした。





きっと、たくさんの人に

そうやって声をかけてこられたんだと思います。



だから日本全国にマスターのファンがいるんだと思います。



不肖、ワタクシもマスターのような人に

なれたらいいなと思います。




コーヒーが好きで、

人が好きで、

たくさんの人を元気にするような人に。




遠く離れた地からですが、

ご冥福をお祈りいたします。



ありがとうございました。







posted by 大地の実 at 19:08| ブログ